講師のお仕事を担当するようになってから
これまで以上に『ことば』や『対話』について
考えるようになりました
例えば、人と会って、対話をする。
それは、ある種のエネルギー交換の場とも言えます。
仮に、会った瞬間、相手が悩みや憂いを抱え
表情が沈んでいたら、こちらも自然と塞ぎこんできてしまう。
相手の負のエネルギーに引っ張られ、自分の軸もブレやすくなってしまうものです。
正のエネルギーを発してくれていれば
様々な展開がパワーアップしていきやすいのですが
人はどうしても負の引力に巻き込まれやすいのかもしれません。
そんな状況について、対談やインタビュー、打ち合わせやミーティング、
対話を通して私なりに会得してきたことは
『相手や周囲に負の引力を感じたときは、まずは自分の軸を定め、
優先順位を確認する』ということ。
これが自分を見失わないチカラ・秘訣になります。
各々の現場で、優先順位を決めておかないと、
自分の軸もブレまくり、本筋が見えなくなってきます。
せっかく貴重な題材が揃っていても、
ありきたりな表現に留まってしまう。。。
ただ、予定調和を良しとする場合もあるのが、この世界
個性はなくとも興味を集めやすい情報を優先して伝えるべきか
その場でしか表現できない独自のメッセージを伝えるべきか
どこにポイントを置くべきかは、結局のところ主観によります。
この主観を、相手や周囲と刷りあわせておくことで
ベストなパフォーマンスに近づくことができるのでしょう
ただ、主観の刷りあわせほど、難しいものはない。。。
日々是精進、努力です
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負の引力に負けないチカラ
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