『人は「勇気」というものについて、いつも考えている
生まれ持ったものなのか、人生の選択のなかで育まれていくものなのか』
アメリカ映画『幸せの1ページ』より
ジョディ・フォスターのファンは日本にも多いようです。もちろん私も
ハーバード大学を蹴って、エール大学に入学し、優秀な成績で卒業。
でも「私は才女よ」というようなお高いところはなく、
記者会見で目にしたジョディさんは気さくで、
ストローの紙で手遊びしているお茶目な女優さんでした。
『幸せの1ページ』(アメリカ映画 2008年)はジョディ・フォスターの主演作。
外出恐怖症の女流作家が、孤島で暮らす少女との交流を通して
新たな人生のページを開いていく物語です。
この映画のなかに出てくる
『人は「勇気」というものについて、いつも考えている
生まれ持ったものなのか、人生の選択のなかで育まれていくものなのか』
ということばが、心に響いたというか、引っ掛かりました。
人は年を重ねるにつれ「仕方ない」「このあたりで」と、程良くまとまる形へと
着地する癖がついていくように思います。
私自身も調和や常識を考えるなかで「ラクな方へ」と流れていく機会が
増えている気がします。
『勇気』というものが生まれ持ったものではなく、
人生の、日々の選択のなかで身につけていけるものであれば
それは、いくつになっても失わずに、また育んでいけるものなのでしょうね