東証で受けた朝日新聞のインタビュー取材では、私の原点は1年1組女子クラスにあるということに加え、
2年生3年生と同じクラスで、いつも一緒にいた友人のエピソードについてもお伝えしました。
その友人は陸上部の練習に励みながら、希望する大学の指定校推薦入試に合格し、
秋には進学が決まっていました。
彼女の偉業はその先です。
3年生の3学期に、なんと『オール5』の成績を修めたのです。
3学期と言えば、指定校推薦で進学が決まっている生徒は、
大学側にその報告が伝わるわけでもなく、
入試組の生徒も授業は二の次となり、皆がやり過ごす時期でもあります。
ですが、その友人は、今、自分ができることに全力を尽くしたいと、
誰に報告されるでも、評価されるわけでもないなか、
自身を磨くためだけに学業と体育に全力を尽くし、結果、『オール5』をとりました。
3学期は、おもいっきり気を抜いていた私にとって、これは本当に圧巻でした。
彼女の自分を律する姿勢は、大学に入ってからも健在で、
陸上部の練習に励みながら首席となり、
高校に指定校推薦枠をもう一人増やすといった功績も残しています。
まさに、母校へのプレゼントです。
当然、就職も希望する企業へ入社。日本を代表する最大手の会社です。
新人時代には、快晴の日は、埼玉県から東京まで自転車で通勤し、
社内のシャワーを浴びてから勤務に入るというルーチンもこなしていたようです。
モデルのように長い手足とそのルックスは、社会人になってからも変わらずでした。
こうして振り返ると、
高校時代は、刺激を与えてくれる人がより身近に感じられるものだなぁ…という気がします
そんなこんなの自分の高校時代からのストーリーが、
他者目線で記事化されるので、やっぱりドキドキです