11年前のブログを読み返し、改めて思いました。
『技術点と芸術点』2007年2月1日のブログより↓
https://ameblo.jp/suzukitomomi/entry-10024721311.html
私の好きなフィギアスケートやシンクロナイズトスイミングなど、
技量・基礎のテクニックが採点される技術点と、
表現力・個性が試される芸術点の両面から判断されるスポーツについて…。
それはいずれも数字という形で結果が出てきます。
隣の観戦者(観客)が『彼(彼女)の技術は素晴らしい!』とか
『彼(彼女)の華麗な表現力は格別だ!』などと興奮していたとしても、
多くの観客は出てきた総合点=数字を一つの答えとして受け止めます。
技術力と芸術力。
11年前にも記した通り、これは表現することを仕事としている人にとって
不可欠な素養です。
技術点ばかりにこだわるとどうしても保守的になりますし、
芸術面ばかりにこだわってると、華やかなパフォーマンスに気をとられ、
基礎がおろそかになりがちです。
技術と芸術、二つの術・スキルを存分に発揮できた時、数字は自ずとついてくるもの…。
例えば、私がキャスターを務める番組や執筆するコラムを評価して下さる方がいたとして
そういう声はとてもありがたいのですが、
実際に数字という形で客観的な評価が出てないのであれば、
それはありがたい主観の声。。。
冷静に周囲の状況を見渡しても、どんなに技術力を評価する声があったり、
芸術点を称賛する見方があっても、それが数字として結果に繋がっていなければ、
継続的なものにならず、短命で終わっています。
まれに力を持つ主観の声により、短命となる時もありますが、
数字で結果を出していれば最後まで胸をはり、その後も前を向いて進んでいけます(*^^*)
番組ならば視聴者数や再生回数、舞台ならば観客動員数、コラムならば読者(アクセス)数etc…。
もちろん、各々に伝達したり表現する自由はあり、数字とは関係のない場所で絶対的なクオリティの高さを誇る作品もあります。
そういう作品も大好きです。
あくまでも自分自身に照らし合わせた時、
数字の結果と裏付けがなければ、
伝達者であり表現者であることの意義は薄いのだと感じているということ。。。
このブログも今週半ばに再始動してから、日に日にお読み下さっている方々が増え、
日を追うごとに力をいただいています!!
本当にありがたい!!!
感謝の気持ちを『伝達&表現』の場を通して発信し続けたいと思います☆