外務省賓客として訪日した
メキシコのホセ・アントニオ・ミード・クリブレーニャ外相は、
安倍首相を表敬訪問した後、
日本記者クラブにて記者会見を行いました。
【ミード外相はメキシコ自治工科大学経済学部卒、
メキシコ国立自治大学法学部卒、
米国イェール大学大学院 経済学研究科
博士課程修了 経済学博士。
エネルギー相、蔵相を歴任し、ペニャニエト政権で外相に就任】
<以下、外務省HPより 抜粋>
■安倍首相からミード外務大臣の訪日を歓迎すると共に
ペニャ・ニエト大統領とは昨年4月の訪日時を含め
4回お会いしていることが示す通り、両国関係は
発展してきている旨を述べました。
これに対しミード外務大臣からは、メキシコとしても
日本との一層の関係強化を期待しており、
既にペニャ・ニエト大統領からお伝えしているが、
メキシコ政府として、安倍総理のメキシコへの招請を改めて
確認したい旨を述べました。
■ミード外務大臣より、日本の対メキシコ投資は120億ドルに上り
その半分は過去3年間に実施されている。
また日墨貿易額も近年倍増した結果220億ドルに達し、
さらにメキシコを訪問する日本人旅行者は10万人を突破するなど、
経済関係は緊密化している旨を述べました。
また、アベノミクスは、メキシコを始め中南米から高い注目を集めていること、
そしてその3本の矢は的を射ている旨等を述べました。
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記者会見では、日本との貿易額も近年倍増した結果、
今や220億ドルに達し、メキシコに進出している企業数は
650を超えそのうちの3分の1はこの3年間の進出であることを
強調しました。
また、墨(メキシコ)、米(アメリカ)、加(カナダ)北米3か国間の
NAFTA(North American Free Trade Agreement)自由貿易協定により
メキシコ経済が活性化していることを説明し、
日本とも積極的な経済関係を築いていきたいと述べました。