Quantcast
Channel: 鈴木ともみオフィシャルブログ 【経済キャスターの一粒萬倍日誌】
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1978

カンヌ受賞映画☆マスコミ試写へ

$
0
0

第66回『カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞』映画キラキラ

9月28日公開『そして父になる』のマスコミ試写に行って参りました 。

是枝裕和監督の前作『奇跡』では、

じっくりインタビューさせていただきましたので

最新作も早く観たくてたまりませんでしたビックリマーク


経済キャスター鈴木ともみ言葉のチカラ


スピルバーグ監督が絶賛、あのニコール・キッドマンは

後半一時間涙が止まらなかったとのこと…。
小津安二郎作品以来、日本映画が描く“家族”というテーマは

国境を越えて評価され続けていますね ニコニコ


この作品は福山雅治さんから是枝裕和監督に

一緒に何かできませんか?という声がけでスタートした企画。


是枝監督は福山さんのために脚本を書き下ろしました。


『愛した息子を、"交換”できますか?』


「前例では、100%ご両親は交換という選択肢を選びます」
「いいか、血だ。これからどんどんその子はお前に似てくるぞ、

慶多は逆にどんどん相手の親に似ていくんだ」


「似てるとか似てないとか、そんなことにこだわってるのは、

子供と繋がってるっていう実感のない男だけよ」


「血なんてつながってなくたって、

一緒に暮らしてたら情は沸くし似てくるし、

夫婦ってそういうとこあるじゃない…親子もそうなんじゃないかしらね?」


心にじわじわと響く台詞が静かに伝わってきます。。。


ニコール・キッドマンが素晴らしいとほめていた女優陣

(尾野真千子さん&真木よう子さん)の抑えた演技にも

引き込まれてしまいました。


子供と接している時間は、女性の方が長いこともあり、

”父性”とは別の苦悩や葛藤や哀しみに包まれる…

そこに感情移入することになり、試写室でも

女性の多くは終了した後も椅子に座ったままでした。


海外ではスタンディングオべーションでも、

やはり日本には日本人らしい鑑賞&感動の仕方が

あるように感じましたニコニコ


子供の魅力を最大限に引き出すことに長けている

是枝マジックも健在でした。


観終わって一晩寝た今でも一つひとつの場面を

思い出すたびに、気を抜くと、
ボーっと映画の世界観に浸ってしまいます(笑)。
本当に心底、観て良かったと思える映画です!!

もう一回観たい!次は劇場でグッド!



Viewing all articles
Browse latest Browse all 1978

Trending Articles