9/13公開『私が愛した大統領』(英国映画)のマスコミ試写へ。
大恐慌に陥った米国を「ニューディール政策」によって復活させ、
第二次世界大戦後、現在の国際連合となる国際的平和機構を提唱した
フランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領。
思い障害を抱えながら、米国史上唯一、四選された大統領として
歴史に名を残しています。
1939年6月、迫りくるドイツとの開戦に備えて、
ジョージ6世が英国王として初めて米国を訪れた際、
吃音のコンプレックスを持つジョージ6世に、
ルーズベルト米大統領は父のような態度で接します。
大統領のその姿に心を開いたジョージ6世は、
国のリーダーとしての自信を得て、
3カ月後の開戦の演説へとつながっていくのです。
英国民の心を掴んだその演説の様子は、
オスカー受賞映画『英国王のスピーチ』に描かれている通り…。
『吃音がなんだ!私は小児麻痺だ!!』の台詞…
グっと心を打たれてしまいました。
ビル・マーレイの存在感はもちろんですが、
サミュエル・ウェストが演じたジョージ6世も、
コリン・ファースに負けていません。
さすが、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身の
俳優さんだけあるなぁ…と
やはり、英国の俳優業界は層が厚い…と
改めて感心してしまいました