マイナビニュース書評連載
『経済キャスター 鈴木ともみが惚れた珠玉の一冊』。
「鎖国シンドローム~内向き日本だから生きのびる」の著者
榊原英資氏と対談させていただきました。
日本は歴史的に「鎖国」と「開国」を繰り返しており、
ユーロ危機、米国経済の停滞、中国経済の減速…
世界経済が不安定な動乱時代の次には必ず『鎖国』時代がやってくる。
『鎖国』は次代への内需を蓄え、文化を充実させる重要な時期。
成熟国家となった日本。
成長を目指すのではなく、発想の転換で日本人の本来持っている
「鎖国メンタリティ」の良さを再認識し、生きのびる術を考える。
『ミスター円』こと榊原さんには、
どうしても為替中心のお話を伺う機会が多いのですが、
今回は、これからの日本のあるべき姿について
じっくりと語っていただきました。
読み終えた後、とてもおだやかな気持ちになる一冊です