8月20日 【心を通わす】
『一つの成果をお互いに味わって、ともに喜び合うことができるということは、
私は尊い姿だと思うのです』
「松下幸之助 一日一話」(PHP総合研究所)より
木曜日後場と金曜日前場は東京取引所・東証アローズから
『東京マーケットワイド』(東京MXテレビ・STOVO-TV)の
ストックキャスターを担当しています。
投資は言わば『ゼロサムの世界』。
孤軍奮闘しながらPCに向かっている視聴者・リスナーの方々が数多くいらっしゃいます。
だからこそ・・・なのか、投資家仲間に限定しなくとも
誰かと共に一つの成果をお互いに味わえるような場所があるとしたら
それはそれで、なんだか素敵なことだなぁ~と思えるのです
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「松下幸之助 一日一話 8月20日」(PHP総合研究所)より抜粋
『一つの成果をお互いに味わって、ともに喜び合うことができるということは、
私は尊い姿だと思うのです。』
お互いに心と心を通わしているような状態になっていなければならない。
そうなれば願いどおりの好ましい成果があがり、
社会のためにも大衆のためにもなる働きができるであろうと思うのです
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『心を通わす』と一言で表現するのは簡単ですが
実際にはどういうことなのでしょうか。。。?
松下幸之助さんは会社を例に出し
『北海道にいる人の苦労が九州にいる人に伝わる。
九州にいる人の苦労が北海道にいる人に伝わり
打てば響くような形において、全員が結ばれていく』
と説明されています。
『心を通わす』ことの基本は、「自分さえよければいい」という
自己中心的な傲慢さを捨てるところから始まるのかもしれません。
でも人は誰でも「自分がよい状態でありたい」はず。
その考えを捨て、自己犠牲の達人になるのは困難。。。(少なくとも私には)。
で、あれば「自分がよいのがいい。併せて隣の人がよいのもいい」
この発想を皆が持っていれば「全員がよい状態」になれるのではないでしょうか。
未熟な私が精進できそうなのは、このようなあたり・・・からです。