映画『死にゆく妻との旅路』主演の三浦友和さんへのインタビュー。
「二人でいることがなぜ、罪になるのですか?」
癌を患った妻と共に、放浪の旅に出て、
1999年12月に保護責任者遺棄致死罪で逮捕された初老の男性の実話です。
272日、走行距離6000km。
なけなしの50万を手にワゴン車に乗り込み、
夫婦二人の最初で最後の旅が始まったーーー。
旅の途中、二人は初めて人前で腕を組んだり、プリクラを撮ったり。。。
そして病気の妻は「最後までどんなときも夫婦一緒にいたい!』と
夫に懇願します。
事件の裏には報道されなかった夫婦の深い愛の物語がありました。
三浦友和さんへのインタビュー。
とても真摯に心をこめて応えて下さいました。
しかも気さくで丁寧な方。。。
『ドキュメンタリーのように演じたい』
今回の映画は、夏と冬の2回に分けて撮影されましたが
撮影前の一ヶ月間は、他のお仕事を入れずに
無精ひげをはやし、役作りに励まれたとのこと。
そんな三浦さんに向けて、インタビュアーとして、
逸脱しすぎず、でもちょっとだけ攻めの入った質問もさせて頂きました。
『夫婦の絆を描いた作品ですね。
実生活でも夫婦の絆を感じた瞬間などがおありだと思いますが。。。』
それに対し、三浦さんは俳優さんとして男性として、
流石&あっぱれなお応え。
誠意溢れるお姿も、本当にかっこいいのです。
取材部屋は女性たちしかいなかったこともあり、
インタビュー終了後、三浦さんが退席された後は
一同、『惚れてまうやろ~!!』状態
詳しくは、映画情報番組『シネマストリート』(ラジオNIKKEI)
2月4日(金)19時30分~19時45分にて。
☆ネット配信ラジコでも聴けます
主人公のモデルとなった初老の男性が、
保護責任者遺棄致死罪で逮捕された際には
「病気の妻を入院させずに連れ回した男」
という報道のされ方しかされませんでした。。。
それは、ある意味正しいのですが、
映画を通して、報道されない夫婦の物語を知ることができる。。。
それは、私が15年もの間に渡って、
映画番組から離れることのできない理由の一つかもしれません。