『夜・・・目を腫らさずに泣けるようにもなった。
悲しみと闘わずに眠りにつけるようにもなった。
でも、これからは思いきり泣きじゃくる夜も過ごしてみたい。』
朝の帯番組を担当していたアナウンサー
彼女は、プロ意識が高いと、人気アナウンサーランキングでも
トップに君臨する女性アナウンサー。
ある女性誌に連載中コラムの一節です。
この秋に朝の情報番組を降板し、
年内に局を退社することが話題になっていました。
7年間も『朝の顔』を務めるのには、心身共に
強靭なタフさが必要とされたことでしょう。
お仕事でもプライベートでもいろいろなことがあったでしょうし。。。
思いきり泣きたい夜も、朝の顔に変化がないよう、
自然と目を腫らさずに泣く癖がついてしまう・・・。
職業柄とは言え、なんとも切ないお話。
悲しみと闘わずに眠りにつける技は、ストレスを持ち越さないためには、
必要だし有効な形かもしれません。
でも、朝の顔を維持するため、プロ意識のもと、溢れ出てくる感情を押さえつけ、
コントロールし続けていると、きっといつかどこかで歪みが出てくる。。。
彼女自身も『思いきり泣きじゃくる夜を過ごしてみたい。』
と述べている通り、これまでの7年間は、
自分の感情を押さえつけ続ける、しんどい年月だったのだろうと思います。
それだけ頑張ってきた人
そういう人こそ、これからは、思う存分に自然体の自分で
過ごしてもらいたいなぁと一ファンとして、願ってやまないのです