24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による
企業の技術開発支援を可能にするJAXA法改正案が
衆院本会議で可決され、衆院を通過しました。
新たに「宇宙戦略基金」を設けることになります。
政府は国内の宇宙産業の市場規模を
2020年の4兆円から30年代早期に8兆円に
倍増させることを狙うとしています。
25日にオンライン開催された
『JAXAシンポジウム 挑戦への情熱』では、
宇宙飛行士の若田光一さんの報告を始め、
宇宙輸送技術部門プロジェクト担当者の方々の解説、
宇宙飛行士候補者の方々による
『JAXA宇宙飛行士候補者の選抜と基礎訓練』
トークセッションなど、全てがとても興味深い内容でした
9月7日に打ち上げられたJAXAの
月面探査機「SLIM(スリム)」(小型月着陸実証機)は
今現在は月へ向かう軌道に乗って、
月の周りをぐるぐる回っているとのこと。
年明けの1月~2月頃に月面着陸予定で、
成功すれば特殊なカメラで岩石を撮影し、
約45億年前、月がどのように誕生したのかに
迫ることができるのだそうです。
政府による攻めの宇宙政策が始まってる中、
民間企業も協力し、複数の大学も一緒に研究開発する
産官学連携のプロジェクト!はどんどん進んでいきますね。