大学が春休み中ですので、ブログを更新いたします。
【朋之会 観世能楽堂上演】
謡のお稽古の師匠である観世流シテ方 能楽師・武田文志先生が
シテを務める『葛城』を始め、
武田宗典先生の『通盛』など『朋之会』を鑑賞。
おはなし、狂言、仕舞、地謡、どれも素晴らしく・・・
美しくも圧倒的な存在感に魅入ってしまいました。
休憩時間に観世能楽堂内の檜書店にて、謡稽古の基礎となる
『大成版 観世流初心謡本(五番綴謡本)』を購入いたしました。
謡のお稽古を通して、700年近い歴史を持つ謡の世界で受け継がれてきた
腹式呼吸による発声や語りの音域幅など、
その基本と王道を改めて習得していくことは、
キャスターとしても、舞台の語り役としても、
必ず良い影響を与えていただけることと思います。
同時に大学教員としても、教わる側に改めて立つことで、
学生たちに教えていく上で、大切な姿勢や新たな気づきを得られるだろう…と信じています。
帰りは銀座から日比谷まで歩きましたが、
(イスラム圏の女性たちを始め)様々な国の方々が東京観光されてました
ぜひとも観世能楽堂にも足を運んで700年近い歴史を誇る
世界最古の舞台芸術『能』の世界にに親しんでもらえたらなぁ…と思いました