【なぜ、金融都市✖JAZZなのか?
国際金融都市を目指す東京はいったい何を目指しているのか?】
よくそんな質問をいただきます。
東京都の小池都知事が主催する『Emerging Managers Program』。
国際金融都市を目指す東京が、資産運用のプロを発掘して支援する
EMPプログラムがあります。
そのプロジェクトを推進するFinCity.Tokyoは、代表理事の中曽宏氏(元日銀副総裁)を中心に
専務理事の有友圭一氏らが国際金融都市としての東京に関連する情報発信に
日々、励んでいらっしゃいます。
有友氏は私もご一緒した鼎談で次のように述べています。
有友氏
「EMP(Emerging Managers Program)を推進する上で、
独立した新興資産運用者を集めるだけでは何かが欠けてると考えた時に、
何よりパフォーミングアートが必要だ!と思いました。
世界の国際金融都市には、ビジネスや金融の発展とともにアートが溢れている。
特に私が一番好きなJAZZは、気軽に楽しめる場所が、どの国際都市にもあります。
東証アローズのある日本橋・兜町界隈は街おこしにも取り組んでいます。
そこで、この兜町界隈で未来の”JAZZシーン”を担う新興ミュージシャン育成プログラム
もう一つのEMP(Emerging Musicians Program)を立ち上げようと思いました」
この有友さんにいち早く賛同されたのが、オランダに本部がある世界4大会計事務所の一つ、
154ヵ国にグローバルネットワークを持つKPMGの東海林正賢氏でした。
KPMGと言えば、一大イベントやカンファレンスにおいて、世界規模の運営実績を誇ります。
東海林氏
「有友さんから今度JAZZフェスをやるんで一緒にやりましょう!と言われまして、
僕は運営が得意なので、一緒にやらせってください!とお伝えしました。
兜町を盛り上げ、金融とJAZZを結びつけたいというコンセプトに興味を持ちました。
金融業界から若いミュージシャンにお金が回っていく仕組みを作る。
若くて優秀なミュージシャンを集めるために洗足学園音楽大学教授で
日本を代表するジャズトランぺッターの原朋直先生のお力も頂戴することになりました」
有友氏、東海林氏、鈴木、原友直氏による4人による鼎談記事は
ジャズ専門誌『The Walker's』Vol.58に掲載されています。
JAZZ EMPのプロジェクトも3年目に入りました。
番組視聴者の皆さまにも浸透し始め、視聴者さんからは
「ともみさんって、JAZZに詳しいんですよね」などと声をかけられたりします。。。
詳しい…という域にはまだまだですが、音楽としての学びだけでなく、
歴史や経済との関わりからもJAZZについて学習している最中です♪
そして、JAZZとコラボするストーリーテラーとして、リーディングの鍛錬も積んでいきます。
今後も様々なご報告ができるかと思いますので、
ひき続き、応援のほどよろしくお願いいたします